今季、PSGからレアル・マドリーへフリー移籍したフランス代表FWキリアン・エムバペ。

夢だった移籍をついに叶えたのだが、スペインでは風当たりが強くなりつつある。

先月26日のエル・クラシコでレアルは宿敵バルセロナに0-4の惨敗を喫したが、エムバペは8回もオフサイドになったことが話題になった。

『Relevo』によれば、エムバペはバルサ戦での走行距離もわずか8キロしかなかったという。

レアルのロッカールームではエムバペの守備問題が憂慮されており、「彼が守備の義務を怠ることで、他のチームメイトにそれを強いることになり、ボール奪還の全体的なアプローチが乱れる」とのこと。

スタッツでもエムバペの怠慢ぶりは明らかになっているようだ。

今季のラ・リーガで300分以上プレーしたFWのなかで、エムバペは90分平均のプレッシング回数がワースト1位(0.63回)。ワースト2位選手と比べても半分しかなく、「マジョルカFW浅野拓磨の4.49回には遠く及ばない」とのこと。

そして、エムバペが守備をサボることによる一番の犠牲者は、ジュード・ベリンガムだとも。

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前任者のカリム・ベンゼマがやっていたような前線からプレッシングをエムバペが放棄していることでチームは戦術面で苦戦を余儀なくされている。

カルロ・アンチェロッティ監督らコーチ陣は、プレッシングを仕掛ける位置を下げることを試したが、むしろ事態は悪化するという結論に達したという。エムバペをベンチに置くことはできないため、どうにかして最善の解決策を見つけたいというが、果たして。

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