名古屋グランパスは22日、ブラジル人MFマテウス・カストロが加入することが決定したと発表した。

マテウスは1994年9月11日生まれの30歳。バイーアから加入した大宮アルディージャでサイドアタッカーとして覚醒すると、2019年に名古屋グランパスへ完全移籍。その年の8月に期限付き移籍した横浜F・マリノスではリーグ優勝に貢献した。

アンジェ・ポステコグルー監督(当時)の横浜FMで守備意識が大きく向上したことにより、2020年に復帰した名古屋でも中心選手に。スピードとパワー、左足の打開力で多くのゴールを生み出した。

ただ、2023年夏に完全移籍したサウジアラビア1部のアル・タアーウンでは、大きな怪我もあって期待されたような活躍はできず。今季はほぼ構想外となっていた。

以下は1年半ぶりに復帰し、再び名古屋の10番をつけることになったマテウス・カストロのコメント。

「大好きな国、大好きなクラブに戻ることができ、すごく嬉しいです。この嬉しい気持ちをすべてピッチの上で表現して、グランパスファミリーの皆さんに大きな喜びをもたらしたいですし、皆さんに喜んでいただくために全力を尽くします。今シーズン自分の力を100%出し切って、すべてのタイトルを獲得して最後に皆さんと喜びを分かち合いたいと思います。」

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名古屋グランパスは現在、沖縄県島尻郡南風原町で一次キャンプを実施中。マテウス・カストロのチーム合流は明日23日(木)になるという。

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