バングーナガンデ佳史扶
FC東京:49番→6番
バングーナガンデ佳史扶は、第2次森保一監督体制がスタートした2023年3月に日本代表へ初招集された左サイドバックだ。
コロンビアを相手に代表デビューを飾ると、持ち前の攻撃能力を随所に発揮。一方で守備での不安定さを見せてしまったこともあってか以降は代表から遠ざかっている。
クラブでは怪我が多く、3シーズン連続でリーグ戦の出場は17試合。パリ五輪出場も逃がしてしまったため、6番をつける今季はいろいろな意味で“勝負の一年”となる。
FC東京の6番は、今野泰幸、太田宏介、室屋成、小川諒也と日本代表選手が受け継いできた偉大な番号。「本当に覚悟を持って臨むシーズン」と意気込みを語った23歳により一層注目したい。
望月ヘンリー海輝
FC町田ゼルビア:33番→6番
2024年の日本代表でいわゆる“サプライズ招集”となった望月ヘンリー海輝。9月に初招集されて話題を呼ぶと、続く10月の代表活動もメンバー入りを果たした。
森保監督は初招集時に「完成している選手だと思って招集しているわけではない」とコメントしていたが、望月自身は日本代表の肩書きと現状とのギャップに対する苦悩も吐露していた。
そうしたなか、今季からFC町田ゼルビアでの背番号を6番に変更。
町田の6番は同じサイドバックの鈴木準弥(横浜FCへ完全移籍)が昨季つけていた番号。ポテンシャル特大の23歳にとって、プロ2年目の今季は真価を問われるシーズンとなるはずだ。