今季からイタリアのパルマでプレーしている日本代表GK鈴木彩艶。23歳の若き守護神は、セリエAで評価を高めている。

パルマを率いる51歳のイタリア人ファビオ・ペッキア監督は、2019年にアビスパ福岡を率いたこともある人物だ。

『TUTTO mercato WEB』によれば、ペッキア監督は、鈴木についてこう話していたそう。

「(あなたは日本での経験もあるが、鈴木とコミュニケーションがとれるのか)

言語を学ぶには、日本にいたのは短すぎた。いくつかのジョークは分かるが、それ以上ではない。

(鈴木はどんなGKか)

彼はモダンなGKだ。リスクを冒すのを好むが、そのために選ばれた。

サッカーの方向性に沿って、役割をダイナミックに解釈している。成長の余地は大いにあるし、その出自から助けになる労働文化がある。若い選手がセリエAに飛び込むのは簡単ではないが、彼はうまく対応しており、称賛に値する」

鈴木はガーナ人の父と日本人の母を持ち、アメリカで生まれた後、埼玉県で育った。日本を知るペッキア監督は、日本の労働観が成長の助けになると感じているようだ。

帰化して日本代表になった7名

パルマは12日のジェノア戦で2025年初勝利を目指す。

【厳選Qoly】Jリーグ、まだ移籍先が決まっていない「フリーの元日本代表」6名