かつてモナコで南野拓実ともプレーした元フランス代表FWウィサム・ベンイェデル。
昨季限りでモナコとの契約が満了になった34歳の彼は現在無所属となっている。
そのベンイェデルはいくつもの訴訟を抱えており、昨年11月には酩酊状態での性的暴行で執行猶予付き懲役2年の有罪判決を受けた。
『L'Équipe』によれば、離婚手続き中の妻に対する「精神的暴力」の訴訟なども抱えており、5月には出廷する予定だそう。
そんな彼はサッカー界への復帰を目指しており、フランス1部で最下位に沈むモンペリエと交渉しているという。
昨年9月に(依存症などの)解毒治療を受けた後にフィジカルトレーナーを雇ってフィットネスを回復させていたそうで、この冬に新しいチームを見つけることを目指しているとのこと。
午後8時から午前6時まで外出禁止など法的監視体制も大幅に軽減され、国外でのプレーも可能だとか。
モンペリエは15試合で15得点と得点力不足に喘いでおり、前線の補強が急務となっている。ベンイェデルはモンペリエを含めた複数のクラブと交渉しており、プレーに復帰する可能性が高くなっているようだ。