2022年に現役を引退した元日本代表MF中村俊輔は、現在、横浜FCでコーチを務めている。

そうしたなか、イタリアのパルマは20日に中村俊輔がクラブを訪れたと報告。その理由は「日本で行っているコーチング・コースの再受講先としてパルマを選んだ」ため。

日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマを指揮しているのは、ファビオ・ペッキア監督。

51歳の同氏は、ユヴェントスでプレーした経験もある人物。引退後にラファ・ベニテス監督のアシスタントコーチとしてナポリやレアル・マドリーに在籍した後の2019年にはJリーグのアビスパ福岡でも指揮をとった。

中村俊輔は今回の研修期間中にペッキア監督とスタッフ陣の活動を細部まで観察し、特にトレーニングのマネージメントとチームの戦術的アプローチを注視していたそう。また、毎日会話もしていたという。

「ペッキア監督はアビスパ福岡の指揮官を務めたことがあり、日本のサッカーをよく知っています。

ここにいる間、彼ともコーチングスタッフとも、トレーニング方法、戦術、戦略、そしてパルマの組織全体を理解するために継続的に話し合いをさせてもらいました。

クラブには本当に感謝しています。特に非常に協力的だったペッキア監督には。私は彼に多くの質問をし、私が望むすべてに答えをくれました。そのおかげで多くを理解することができました。このことは決して忘れません」

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なお、ペッキア監督はナポリ大学で法律の学位を取得しており、2007年には弁護士試験に合格。そのため、弁護士というニックネームを持つそう。

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