2024年シーズンのJ1を11位で終えた名古屋グランパス。
20日、かつての所属選手でもある元日本代表FW玉田圭司が2025シーズンよりトップチームコーチに就任することが決定したと発表した。
44歳の玉田は、日本代表として2006年と2010年のワールドカップにも出場した名レフティ。
引退後は指導者に転向し、2023年から埼玉県の昌平高校サッカー部のスペシャルコーチ、そして、監督を務めた。今年のインターハイでは昌平を優勝に導いたが、全国高校サッカー選手権は予選敗退。
プロの世界に戻ることを決断した玉田は、このようなメッセージをSNSに綴っていた。
「昌平高校サッカー部に関わる全ての皆様、2年間本当にありがとうございました。
特に今年は、監督という責任のあるポジションを与えてくださったことを心から感謝しています。
毎日が学びの連続で、僕自身もこの一年すごく成長できたと実感しています。初めて指導したチームが昌平高校で本当に良かったと思っています!
選手たちへ…一年間よく頑張ってくれたね。
もちろん個人差はあるけど、みんなの成長を感じることもできたし、これからも満足せずに一日一日を大事にして、自分が成長する姿を想像しながら頑張ってください。
何か相談したいことがある時はいつでも連絡してね。お前らみんな大好きだ〜」
生徒たちへのメッセージは熱いものがある。
なお、名古屋によれば、玉田は「プロの世界で指導したい」という思いが強くなっていったとしつつ、「選手権の出場権を獲得できなかったことについて、選手たちにはすごく申し訳ない気持ちはあります」とも話していたそう。
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