スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは、この1月のマーケットでアントワープのFWミシェル=アンジュ・バリクウィシャを獲得したいと考えているという。
『footballfancast』は、これを攻撃での効率性に欠ける日本代表FW前田大然のアップデートになる可能性があると伝えている。
ミシェル=アンジュ・バリクウィシャは2001年生まれの23歳。アンデルレヒトとスタンダール・リエージュのアカデミーで育ち、2021年からアントワープでプレーしているウイングだ。
昨年夏にもセルティックは彼の獲得に動いていたと伝えられているが、当時はバリクウィシャ自身が筋肉の負傷で何ヶ月も離脱することになり、その交渉が合意に至らず破談となっていたという。
ただこの冬にはおよそ500万ポンド(およそ9.2億円)ほどの移籍金で獲得が可能ではないかとのことで、セルティックが再び動きを見せる可能性があるそうだ。
前田大然は今季の公式戦で23試合に出場しており、11ゴール4アシストを記録するなど好調なパフォーマンスを見せてきた。
しかしそのうち6ゴールはリーグカップ、3ゴールはチャンピオンズリーグのもので、リーグでは2ゴールのみとなっている。それが「前線で安定したクオリティを提供できていない」とのこと。
平均して2試合に1回はビッグチャンスを逃しており、チームメイトが作った質の高いチャンスを無駄にしている、と伝えている。
そのため、もしバリクウィシャがこの冬に加入するようであれば、前田大然がベンチに下がることになるだろう、とのこと。以前の報道では前田大然をアストン・ヴィラなどのクラブが狙っているという噂もあり、あるいはこのタイミングで移籍する可能性もあると匂わせる雰囲気も?
ただ、それに対して記事のコメント欄では「それはともかく、守備の質や相手を絡め取る力、ボールを奪い取るターンオーバーなどを見てほしい。攻撃だけの問題ではないのだから」との指摘もある。
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またバリクウィシャはまだ怪我から復帰してわずか1試合しかプレーしておらず、リスクを冒してまで500万ポンドを投じるかどうか。セルティックがこのタイミングで獲得する可能性はあるのだろうか。