日本人の小倉勉監督が率いるシンガポール代表は、東南アジア最強国を決める三菱電機カップを戦っている。

14日の東ティモール戦に3-0で勝利したが、後半31分に先制点となるPKを決めたのは仲村京雅だった。

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28歳の中村は、U-17日本代表として2013年に行われたU-17W杯に出場した経験がある選手。

2019年にシンガポールへ渡ると2024年3月に家族でシンガポールの永住権を取得した。そして、10月に国籍を取得すると、11月にシンガポール代表にデビュー。代表戦4試合目で嬉しい初ゴールとなった。日本は二重国籍を採用していないため、日本国籍を破棄してシンガポール国籍を取得したものと思われる。

小倉監督は「各試合に向けた準備は順調で、選手たちが100%の力を発揮してくれた。だから、チームを入れ替え、トレーニングで好パフォーマンスを見せている新しい選手を選ぶことができた。前半は個々のミスもあったが、お互いのミスをうまくカバーし合っていた。チームには、ボールをリカバーすることの重要性を伝えた。常に選手同士がカバーし合えば、失点は少なくなるからね」と試合後に話していた。

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シンガポールは、17日に石井正忠監督が率いるタイと対戦する。

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