元U-17日本代表のMF仲村京雅(28)がシンガポール国籍を取得したことを報告した。
仲村はU-17日本代表として2013年に行われたU-17ワールドカップに出場。大会では背番号7を付け、三好康児(現・ボーフム)、渡邊凌磨(現浦和レッズ)らとともに3試合に出場した。
将来を期待されたが、プロではジェフ千葉、Y.S.C.C.横浜、FC琉球に所属したもののあまり出場できず。2019年にシンガポールへ渡り、現在は同国1部タンピネス・ローバースに在籍している。
その後、所属クラブから帰化の提案を受け、ワールドカップ出場の夢を叶えるべく受諾。今年3月に家族でシンガポールの永住権を取得し、7月にはシンガポール政府へ国籍取得の申請を行ったことを報告していた。
仲村は25日、自身のX(旧Twitter)に以下のように投稿している。
「報告です。遂にシンガポール人になる事が出来ました。
先月頭に初めて代表に呼ばれ練習参加させてもらい、その後シンガポール政府から国籍取得の許可がおり、そして今現在までに沢山のやらなければいけない事を終え、ようやく皆さんに報告出来る事を嬉しく思います。
娘が生まれてから沢山の出来事が起きて、凄く大変な2ヶ月でしたが、娘が生まれてから嬉しいことがばかりです。
ここからがスタートラインです。国籍は変わりましたが、仲村京雅は仲村京雅です。何も変わりません。毎日自分に出来る事に集中して、常に自分を超えて成長し続けます。沢山のサポート,お祝いメッセージありがとうございます。VAMOOOS」
(原文ママ)
日本は二重国籍を採用していないため、日本国籍を破棄してシンガポール国籍を取得したものと思われる。
一方で自身は2022年のブログに、「気持ちは日本人です。日本が大好きです」と綴っており、目標を「シンガポールのユニフォームを着て日本のスタジアムで日本と対戦し、日本の国歌を歌う事です」としている。