佐野海舟が所属するマインツは、14日に行われたブンデスリーガ第14節で強豪バイエルン・ミュンヘンを2-1で撃破した。

首位バイエルンに今季リーグ戦初黒星をつけた一戦に佐野はフル出場。

『Bild』は「彼のおかげで、マインツは本当の移籍クーデター(大成功)を成し遂げた。信じられないほどの落ち着きを醸し出しており、疲れ知らずに走り続ける」として、佐野に2点の高評価を与えていた(1点が最高点)。

23歳の佐野は今夏に鹿島アントラーズからマインツに移籍すると、ブンデスリーガ14試合にすべて先発出場。

今年7月に不同意性交の疑いで警視庁に逮捕されたものの、不起訴処分になっており、ドイツで活躍を続ければ、日本代表への復帰が取りざたされるかもしれない。

その佐野はABEMAの試合後インタビューで「試合の結果はとても満足していますし、チーム全体で粘り強く守れた」としつつ、個人としてはあまり納得できるプレーはできなかったとコメント。

そのうえで、相手のドイツ代表MFジャマール・ムシアラに自由を与えないという役割を与えられており、それはある程度できたとも述べていた。

試合解説を担当した元日本代表MF遠藤保仁も「素晴らしいプレーでしたよ」とその活躍を讃えていた。

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なお、Optaによれば、マインツはバイエルン相手のリーグ戦ホームゲームで最近5試合中4勝しており、これはブンデスリーガのどのクラブよりも多いものだそう。マインツはバイエルンをカモにしているようだ。

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