水曜日に行われたUEFAチャンピオンズリーグの第6節、シュトゥットガルト対ヤングボーイズの試合前に悲劇が起こっていたという。

『The SUN』によれば、悲劇に直面したのはヤングボーイズに所属しているコンゴ民主共和国代表FWのメシャック・エリアだそう。

この試合に向けてエリアがホテルに滞在していたところ、双子の息子の一人が4歳で死去したことを知らされたとのこと。

亡くなった息子はエリアの妻であるサラとともにコンゴ民主共和国を訪れ、病気の治療を行っていたそうだが、短い闘病の末に息を引き取ったそうだ。

このニュースを聞いたエリアは「床に倒れて打ちのめされていた」とのことで、失意のままにコンゴ民主共和国へと帰国していったという。

そして残された選手たちはチャンピオンズリーグの試合に出場し、先制点を決めた際にはエリアのユニフォームを掲げるトリビュートを見せていた。

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その後ヤングボーイズは5失点を喫して最終的に1-5と敗北しているが、この悲劇的なニュースとチームメイトの連帯は大きな話題になっているようだ。

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