プロスポーツの世界において近年2世選手、いわゆる親子鷹の選手が増えている印象はないだろうか。

もちろん統計をとったわけではないが、情報が行き届く現代では優れた育成理論も確立されており、それを実践するだけの環境が2世選手にはあるのかもしれない。

サッカー強国オランダは以前から親子鷹が多い国の一つではあるが、現在もレジェンドたちの息子のプレーを見ることができる。今回はそんな選手たちをご紹介しよう。

ジャスティン・クライファート

ジャスティン(左)とパトリック(右)のクライファート親子

所属:ボーンマス(イングランド)
年齢:24

ジャスティン・クライファートの父親は、元オランダ代表の天才FWパトリック・クライファートだ。

父は190cm近い長身でポストプレーを得意とするストライカーで、息子ジャスティンは170cmそこそこと小柄でサイド攻撃を得意とするアタッカーである。

父と同様にアヤックスで育成されプロデビューしたが以降は流浪のキャリアを送っており、現在24歳にして5大リーグでのプレーを制覇した。

またその全てで得点を記録するという過去3選手しかいない快挙も成し遂げている。