エジプト2部リーグを戦っているマンスーラというクラブでプレーしているMFアハマド・アブドゥル・ワヒードが、チームの監督を暴行するという事件を起こしたそう。

先週末に行われたアラブ・コンストラクターズ戦で、アハマド・アブドゥル・ワヒードは0-2とリードされた状況で60分から途中出場。

ところがそれからわずか10分あまりが経過したところで、チームはアハマド・アブドゥル・ワヒードを途中交代することを決断したという。

ボードに自分の背番号が出ているのを見たアハマド・アブドゥル・ワヒードはベンチに下がることを拒否したが、両チームの選手に説得されてピッチを出た。

さらにアシスタントコーチが彼を慰めようとしたものの、アハマド・アブドゥル・ワヒードは大声で叫んで激昂し、静止を振り切って自チームのベンチへと向かっていったのだ。

そして監督のアラー・ヌーフ氏の胸ぐらを掴んで詰め寄り、暴行を加えようとしたという。

幸いにして数秒後には選手やスタッフによって引き剥がされ、大きな事件には発展しなかったものの、『Ahram』によればアハマド・アブドゥル・ワヒードはこのあと停職処分を受けることになったようだ。

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マンスーラは1990年代まで強豪クラブとして知られていたが、2009年に2部へと降格したあとは低迷。今季も2部で最下位に沈んでおり、チーム内外に数多くの問題を抱えているという。

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