パラグアイのナシオナル・デ・サン・ベルナルディーノに所属していた15歳の選手が、試合中に相手チームから暴行を受けて死去したとのこと。

『La Sexta』によれば、事件が起こったのは先週土曜日に行われたパラグアイサッカー連盟が主催する15歳以下のチャンピオンシップ。

ナシオナル・デ・サン・ベルナルディーノのU-15カテゴリに昇格したイスマエル・ドミンゲスという少年はこの試合で当カテゴリにデビューしたそう。

しかし試合終了を数分後に控えたタイミングで対戦相手のボケロンFBCに退場者が発生し、それをキッカケにボケロン側の選手が暴動を起こしたという。

それによって試合は乱闘に発展し、イスマエル・ドミンゲスはそのなかで背中と首の間を激しく数回蹴られてしまったとのこと。

意識を失ったイスマエル・ドミンゲスはボケロン側のドクターによって治療を受けたものの、その段階ですでにほとんど脈拍はなかったそうだ。

その後彼は病院へと運ばれたものの意識が回復することはなく、翌日には死亡したことが確認されたという。

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記事によれば、警察はこれを殺人事件の可能性があるとして捜査をスタートさせたとのことで、14歳の未成年者が暴行に関わったとして出頭してきたそう。

ただその一方、検察庁の調査によって「試合に参加していない人物がフィールドに乱入してイスマエル・ドミンゲスを攻撃した」という情報もあったと伝えられている。

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