中国女子サッカーリーグのレノファ山口FCレディースは13日、韓国WKリーグの仁川現代製鉄レッドエンジェルズに所属する田中陽子が加入することが決まったと発表した。
田中陽子は1993年7月30日生まれの31歳。山口県山口市出身で、小学生時代はレノファ山口FCアカデミーの前身であるFCレオーネに所属していた。
JFAアカデミー福島の1期生として中学から地元を離れ、世代別の日本代表では中心選手として活躍。両足の高い技術を誇り、1試合の中で左右それぞれの足でフリーキックを決めたことも。
JFAアカデミー卒業後はINAC神戸レオネッサ、ノジマステラ神奈川相模原、さらにはスペインのスポルティング・ウエルバやラージョ・バジェカーノでもプレー。2022年に韓国王者の仁川現代製鉄レッドエンジェルズへ加入していた。
以下は、地元山口へ帰還することが決まった田中のコメント。
「レノファ山口FCサポーターの皆さんこんにちは!田中陽子です。2025シーズンからレノファ山口FCレディースでプレーをすることになりました。地元山口県に20年ぶりに帰り、今まで遠く離れていてもいつも応援してくださっていた皆さんの前でプレーできることへの嬉しさと、同時に感謝の気持ちでいっぱいです。これからスタッフ、選手、サポーター、そしてレノファ山口FCに関わる皆さんと総力でリーグ優勝、なでしこリーグ昇格という目標を目指し達成できるよう、私自身今まで培ってきたもの全て発揮し力になれるよう全力で頑張ります!山口ふるさと大使も務めさせていただいているので、山口で大人気のレノファの一員として山口県、地域をこれから更に元気に盛り上げていくことに直接貢献できることもとても楽しみです!これからどうぞよろしくお願いいたします!」
今季の中国女子サッカーリーグでは優勝した吉備国際大学Charme岡山高梁Defiに次ぐ2位だったレノファ山口FCレディース。
なお、田中は同チーム初のプロ契約選手となるという。