北海道コンサドーレ札幌は12日、岩政大樹氏(42)を新たな指揮官に任命したことを発表した。
今シーズンのJ1で19位となり、2016年以来9シーズンぶりのJ2降格となった札幌。6シーズン率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督の退任も発表された。
その後任は、稀代の戦術家として知られる42歳の青年指揮官となった。
鹿島アントラーズ黄金期のセンターバックで、日本代表の経験もある岩政氏。晩年は東南アジアのタイやファジアーノ岡山、東京ユナイテッドでプレーし、引退後は指導者となった。
2022年にレネ・ヴァイラー監督のアシスタントコーチとして鹿島へ復帰。シーズン途中にヴァイラー監督が契約解除されると、そのまま監督へ昇格した。
2024年1月からはベトナム1部ハノイFCを率いて好成績を残していたが、「新たな挑戦のために日本に戻る」として半年で退任していた。
1年ぶりの日本復帰となった岩政氏は、札幌の公式に以下のようなメッセージを寄せている。
この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/アタッカー編)
「北海道コンサドーレ札幌の監督に就任することになりました、岩政大樹です。
私が感銘を受け、参考にさせていただいてきたコンサドーレの攻撃的なフットボールを継承し、さらに前進させていきます。北海道、札幌、そしてコンサドーレには大きな可能性があります。ここにしかない空気、ここにしかない文化でここにしかないフットボールを作り上げていきましょう。
皆さん、よろしくお願いします!」