アメリカMLS・インテルマイアミの共同オーナーを務める元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム。マンチェスター・ユナイテッドでプロキャリアを歩み始めた彼は、その現役生活の大半を同クラブで過ごした。

しかし、どうやら彼の息子には「ユナイテッド愛」は伝わらなかったようだ。

ベッカムの次男ロメオくんは5日のユナイテッド対アーセナルの試合を前に自身のInstagramを更新。「ベッカム家にとっては大きな一戦だ。COYG(やってやろうぜアーセナルサポーター!という意味のスラング)」というコメントを残し、“ベッカム家ダービー”に向けた意気込みを見せた。

イギリス紙『The Sun』によると、ロメオくんは父ベッカムに連れられて観戦したユナイテッド対アーセナルの試合で、当時アーセナルの監督であったアーセン・ベンゲル氏から選手たちのサイン入りユニフォームをプレゼントされたことに感激し、それ以来ずっとアーセナルサポーターだという。

そんな息子の投稿に対し、引用する形で父ベッカムも応戦。「君にとっては大事な試合かもしれないけど、私たちにとってはただの1試合に過ぎないよ」と、冷淡な態度を見せた。以前は息子をユナイテッドサポーターに“矯正”しようとしていたベッカムだが、どうやら今は諦めの境地に達しているようだ。

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なお、試合は2-0でアーセナルが勝利。“ベッカム家ダービー”は父の敗北に終わった。

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