J1サンフレッチェ広島は5日、AFCチャンピオンズリーグ2で香港1部の東方足球隊と対戦。2024年のホーム最終戦となる本試合で、今季引退を発表している元日本代表MF青山敏弘の惜別ゴールなど4得点を挙げ、4-1で勝利した。

大敗に終わった東方だが、地元香港メディアでは東方の敢闘を称える声も多い。特に、先制弾となった18歳のMFウー・ユーシーの得点については驚きと称賛の声が相次いでいる。

香港メディア『星島頭條』はこの先制弾について、「意外だった」という見出しと共に報道。同メディアは、香港のクラブがJリーグのクラブから得点したのは、2000年の南華足球隊対ジュビロ磐田の試合以来24年ぶりだと説明し、その快挙を称えた。

また、香港メディア『South China Morning Post』も先制弾を称賛。同選手について「ウーは非常に才能のある選手で、近いうちに海外の我々よりも強いチームに移籍し、良いキャリアを築いてくれることを期待している」と述べた東方のロベルト・ロサダ監督のコメントを紹介している。

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東方は現在ACLEリーグフェーズ西地区で、これまで勝ち点を3しかあげられず最下位に沈んでいる。18歳ウィングの活躍は、残す2試合の起爆剤となるだろうか。

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