サンフレッチェ広島は1日、明治安田J1リーグ第37節で北海道コンサドーレ札幌に5-1で大勝した。
前日行われた試合で首位のヴィッセル神戸が引き分けたため、前節まで2位の広島は引き分け以上で優勝の望みをつなげる状況。一方の札幌は、前日の試合結果により9シーズンぶりとなるJ2降格が決まった。
試合は開始から広島が攻勢をしかけ、8分にFW加藤陸次樹が先制点を決める。42分に札幌が同点としたものの、広島は直後に東俊希の遠目からのフリーキックがそのまま吸い込まれて勝ち越し。
広島は55分にMFトルガイ・アルスラン、79分と87分にFWピエロス・ソティリウも決めて突き放した。
なおこの試合は広島一筋21年のMF青山敏弘の引退試合となっており、点差が広がったことで青山は82分に、また退団が決まっている柏好文も88分に投入されている。
大勝した広島は、勝点68で首位・神戸と2差の2位で最終節を迎えることとなった。
【優勝争い】
1 69(+22) ヴィッセル神戸
2 68(+31) サンフレッチェ広島
3 66(+22) FC町田ゼルビア
2024シーズンを締めくくるJ1リーグ第38節(最終節)は12月8日(土)に一斉開催される。
首位の神戸はホームで湘南ベルマーレと、2位のサンフレッチェ広島はアウェイでガンバ大阪と、3位の町田ゼルビアはアウェイで鹿島アントラーズと対戦する。