今季、セレッソ大阪からオランダ1部のAZに移籍した毎熊晟矢。
AZからサウサンプトンへとステップアップした菅原由勢の後釜として加入した。
ここまではエールディビジでもUEFAヨーロッパリーグでも主力として起用されて続けている。
1日のヘラクレス戦にも4-3-3システムの右サイドバックとしてフル出場すると1-0の勝利に貢献。その活躍もあり、オランダ紙『De Telegraaf』の週間ベストイレブンに選ばれていた。
「前任者の菅原よりも毎熊のほうがAZではいいかもしれない。そういう印象を与えられるということは、本当によくやっているということだ。彼は守備面でより安心感がある。危険があれば、彼がそこにいる。攻撃であれ、守備であってもだ」
菅原以上に守備での安定感があるということだろうか。
27歳の毎熊は、プロ入り後にアタッカーからサイドバックにコンバートされた変わり種。
2023年に日本代表デビューを果たすと、今年のアジアカップでは不調の菅原を差し置き、右サイドバックとして先発起用された。だが、日本代表が3バックの3-4-2-1システムに移行したこともあってか、毎熊は3月以降招集されなかった。
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AZは4-3-3システムだが、オランダで活躍を続ければ、代表復帰もあるだろうか。