ポール・ポグバらを輩出してきたル・アーヴルは、1894年に創設されたフランスの名門だ。
『L'Équipe』によれば、そのル・アーヴルは、6歳のサポーターをスタジアムから追放する出入り禁止処分にしたという。現地でも異例の処分とされている。
問題は、ル・アーヴルがスタッド・ランスと対戦した11月10日のホームゲームで起きた(試合は伊東純也と中村敬斗のアベックゴールなどでランスが3-0で勝利)。
6歳のファンはその試合で物を投げたとして告発されていたという。ただ、投擲物は空の紙コップのようなものだったとされ、誰にも当たらなかったそう。
それでもル・アーヴルは「少し心が痛むが、このような問題や誇張された行動を前にして行動を起こさなければならない。サポートスタッフの意識を高め、スタジアムは憂さ晴らしをする場所ではなく、祝う場所であり続けるべきだということを示す必要がある」と容赦しない姿勢を示したとのこと。
6歳のファンは監視カメラで身元が特定され、同伴者とともに出禁処分を受けたというが、その期間は数か月と限定的だそう。また、両親も異議申し立てをしなかったとのこと。