15日に行われた日本代表とのW杯予選に0-4で敗れたインドネシア。
韓国人のシン・テヨン監督が率いるインドネシア代表は、近年多くの帰化選手でチームを強化してきた。
そのインドネシアは12月から来年1月にかけて、ASEAN三菱電機カップを戦う。ASEAN三菱電機カップは、AFF(ASEANサッカー連盟)に属する東南アジアの代表チームによる大会でAFFカップとも呼ばれる。
そうしたなか、『CNN Indonesia』は、「AFFカップ、日韓監督の熱戦」という話題を伝えていた。
AFFカップは10か国が2つのグループに分かれて戦い、上位2か国が決勝トーナメントに進む。
グループAのカンボジア(行德浩二暫定監督)、タイ(石井正忠監督)、シンガボール(小倉勉監督)は日本人監督が率いる。そして、グループBのインドネシア、ベトナム、ラオスは韓国人監督が率いる。
「ASEANサッカーの祭典であるAFFカップは、日韓という2つの監督陣の対決になる。
シン監督のインドネシアが自動的に優勝候補筆頭になるわけではない。その理由は、22歳以下の若手中心でメンバーを組んだことだ。
実際、ベトナムも有力な優勝候補だ。もう一つの有力候補はタイ。石井監督とともに、若手とベテランが融合したチームは依然として強力であると考えられている。
1996年以来のAFFカップの歴史を通じて、優勝した韓国人監督はひとりだけ。2018年大会でベトナム代表を率いたパク・ハンソ監督のみ。
一方、日本人監督はAFFカップで優勝したことはない。第15回大会は日出ずる国の監督となるだろうか」
東南アジアでの日韓監督対決が現地でも注目されているようだ。
来年1月2日と5日に開催される決勝戦は日韓監督対決になるだろうか。