今週世界各地で行われる代表戦。

2026年FIFAワールドカップ・アジア二次予選は大詰めを迎える。

グループCは残り2試合時点で韓国が首位(勝点10)、2位が中国(同7)、3位が石井正忠監督のタイ(同4)、そして、4位が小倉勉監督のシンガポール(同1)となっている。

小倉監督は今年2月にシンガポール代表の指揮官に就任。『TNP』によれば、前任者である西ヶ谷隆之監督や吉田達磨監督は、フィットネスがシンガポールの問題だったと語っていたというが、小倉監督はその意見に同調しなかったそう。

「シンガポールの選手はフィジカルコンディションが不十分と誰もが言うことにとても驚いている。

でも、私はそうは思わない。選手たちはラマダンを始めたばかりだったので試合は難しかったが、中国戦では力強いプレーを見せてくれた。

監督が多くを求めれば、選手たちはより高いレベルを目指すようになる。

最も重要なのは選手のマインドセットだと誰もが言うが、私はそうは思わない。

大切なのは監督と環境。私たちがいい反応をすれば、選手もいい反応をする。

もし(チーム内の)誰かが『不可能だ。韓国は強すぎる。中国は手に負えない』と言ったら、我々は成功できない。

このメンタリティは、ヘッドコーチから用具係まで全員に適用されなければならない。これが私の考えだ」

シンガポールは3月に中国との2連戦を戦い、1分1敗という結果だった(2-2、1-4)。3月にはラマダンがあったが、シンガポールは国民の15%ほどがイスラム教徒とされている。

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小倉監督は格上とされる韓国や中国にも気持ちで負けていたらダメと考えているようだ。そのシンガポールは6日に韓国、11日には石井監督のタイと対戦する。

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