世界的金満クラブだったマンチェスター・ユナイテッドだが、新たにクラブの大株主となったIneosのもとで経費削減を推し進めている。
スタッフ250人の解雇を決めたほか、クラブのレジェンドであるサー・アレックス・ファーガソン氏とのアンバサダー契約も打ち切るとされている。
『Daily Mail』によれば、経費削減中のユナイテッドは、宿敵であるマンチェスター・シティにプライベートジェットへの相乗りをお願いしたものの、拒否されたという。
現地28日にパリでバロンドール授与式が行われるが、シティは長谷川唯らを含めて男女8選手がバロンドール候補にノミネートされている。一方、ユナイテッドはアレハンドロ・ガルナチョとコービー・メイヌーの2人が若手版バロンドールのコパ・トロフィーにノミネートされた。
シティはバロンドール候補たちのためにパリ行きのプライベートジェットを手配。ユナイテッドは若手2人を相乗りさせてくれないかと持ち掛けたものの、シティは満席だと断ったとか。
なんでもユナイテッドは二酸化炭素排出量を懸念し、シェアを持ちかけたようだ。実際、これまでもこういったことはあったそう。シティとユナイテッドに所属する南米の代表選手たちが代表戦から英国に帰国する際などに両チームはフライトをシェアしてきたという。
なお、長谷川はなでしこジャパンの一員として26日に国立競技場で行われた韓国戦に先発出場。この後、マンチェスターに戻ってから、パリに飛ぶのだろうか。