先日、ブータンリーグでゴールを決めて、世界10リーグでの得点を記録した本田圭佑。
38歳になった元日本代表エースは、リーグ最終戦で2ゴールを叩き出したが、出場のチャンスはその1試合だけだったようだ。
本田は自身のYouTubeでその背景を明かした。直前までコンディションは完璧だったというが、なんと試合前に怪我をしてしまったという。
普通だったら欠場している状態で、本来の15%ほどしか発揮できない状況だったというが、そのことで逆に学んだことも多かったそう。
「格闘家へのリスペクトがこれで増しましたね、格闘家は本当に大変だと思います。だって、1試合のためだけにトレーニングをしていて、たぶんハプニングが多いと思うんですよ。
僕も今回ハプニングで。めっちゃコンディションが上がっていたのに、寸前で頑張りすぎて怪我するわけじゃないですか。
でも、それ(試合)をずらすことはできないですよね、でも、シーズンでプレーしていたら、欠場して代わりの選手が出て、しっかり治してから出ればいい。でも、それは通用しないので。
だから、格闘家はその1試合のためにすべてを注いでいるっていうのは…格闘家だけじゃないですよね、個人スポーツはわりとそうなんじゃないですかね、代わりはいないから」
格闘技など個人競技では、チームスポーツのように代役いるわけではないので、単に欠場することはできない。
本田は最終戦で絶対ゴールを決めなければいけないという状況に追い込まれたことで、そういうことを多い学んだとのこと。