ベルギーの強豪アンデルレヒトのセカンドチームに所属する後藤啓介(19)が、20日に行われた2部リーグの試合で2得点を決めた。
相手は日本人MF安部柊斗(26)が所属するRWDモレンベーク。昨季2部に降格してしまったものの、今季は試合前の時点で5勝2分と無敗で首位に立っていた。
試合はそのモレンベークが先制するが、そこから後藤がすばらしい活躍をみせた。
57分、左サイドからのクロスを高い打点のヘッドで合わせて同点ゴール。82分にはカウンターから力強く抜け出し、逆転のゴールを決めた。
FT | RSCA Futures smeert RWDM hun eerste nederlaag van het seizoen aan! 😳👏 #ANDRWD pic.twitter.com/4bS0nGlCJC
— DAZN België (@DAZN_BENL) October 20, 2024
どちらも見事なフィニッシュだったが、1点目は身長191cmの高さを生かした2階から叩きつけるようなヘディングシュート!
迫力満点の得点に、SNSでは「磐田が生んだバケモン」「イブラみたいになって欲しい」「時代が変わりそう」などといった反応が寄せられていた。
後藤の2ゴールにより、アンデルレヒトのセカンドチームが逆転勝利。一方のモレンベークは初黒星となり、首位から陥落した。
昨シーズン半年で14試合6ゴールを決めた後藤は、これで今シーズン8試合5ゴールに。トップ昇格への期待が高まるところだろう。
その後藤は試合後、Instagramのストーリーに自身が活躍する姿を掲載。そこには前所属・ジュビロ磐田時代の同僚であり、先輩でもあるFWジャーメイン良(29)のメッセージも添えられていた。
ジャーメイン良が送ったのは「昨日のお手本がよかったね笑 そういうことよ」というメッセージ。これに対して後藤は「いつもお手本にさせてもらってます!!!!先輩 #ジャーメイン超」とハッシュタグで名前をもじって返答していた。
J1で残留争いに巻き込まれている磐田は、19日に行われたセレッソ大阪との試合に2-1で勝利。ジャーメイン良は2ゴールを記録していた。
残留に向けて奮闘する古巣の先輩たちに、19歳の若武者は大いに刺激を受けたようだ。