前園 「入れるかギリギリのラインだと思いますね」
東野 「てっきり、無理ですって言うと思ったんですよ(笑)」
前園 「やってた自負がありますから!」
ヒロミ 「サッカーが違うもんね、まったくサッカーが違うよね」
前園 「我々のころは攻撃の選手は、(攻撃が)6~7くらいで、守備が少し3くらいのイメージでしたが、今はそれじゃ使えないですから。攻撃の選手も守備がしっかりできて、攻撃も出さないと、今は試合で使ってもらえないです」
ヒロミ 「だから、昔の選手が今のサッカーはつまんないっていう人もいるわけ」
前園 「ファンタジスタがいないとか、創造性がないって言われるんですけど…」
東野 「スターがいて、そのファンタジスタが(ドリブルで)抜くとか、最後のキラーパスでそんなパスを出す!?みたいな華麗なるサッカー…」
前園 「逆に言うと全員それができる」
今田 「世界的にはまだたくさんいるんですか?ファンタジスタ」
前園 「だいぶ少なくなりました」
ヒロミ 「世界的にも変わってきてるんだ…」
前園 「サッカーが速くスピーディーになって、そのなかでどういうプレーをするかが求められる」
少し前とは違って絶対的な存在はいないものの、史上最強の日本代表だと感じられているようだ。
また、ヒロミさんは「『ドーハの悲劇』なんて、こういう時もあったんだなんて今はもうなってるんだろうね、若い子は」と隔世の感があるとも話していた。