J1のセレッソ大阪は11日、契約満了により小菊昭雄監督が今シーズン限りで退任することを発表した。コメントは最終戦終了後に改めて発表するという。

兵庫県生まれの小菊監督は45歳。プロキャリアはないが大学卒業直前の1998年にアルバイトのコーチとしてセレッソ大阪に採用され、以降U-12やU-15などを指導した。

その後アシスタントコーチやヘッドコーチなどを経て、2021年8月にトップチームの監督に就任。「アルバイトから成り上がった指揮官」として大きな脚光を浴びた。

2022年にはリーグ5位、ルヴァン杯では準優勝に輝いた。今シーズン序盤にはリーグ首位にも浮上し、4月のJ1優秀監督賞を受賞している。

しかし33節終了時点で勝点48の7位に後退。クラブのリーグ初優勝が難しくなったことから27年間在籍したクラブを離れることとなった。

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なお、次期監督については未定で決まり次第お知らせするとのこと。

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