レアル・ソシエダは6日に行われたラ・リーガ第9節アトレティコ・マドリー戦を1-1で引き分けた。
アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、ソシエダの久保建英を封殺するためにアントワーヌ・グリーズマンにも守備を指示していた。
そのグリーズマンはソシエダでプロデビューした選手。ソシエダの下部組織で育成され、トップチームでは202試合に出場するなど、アイドルとして愛された。
だが、『L'Équipe』によれば、グリーズマンは、かつての古巣であるソシエダで嫌われ者になっているそう。
ソシエダのホームスタジアムで行われた試合で、グリーズマンが久保のファウルで倒されると、「グリーズマン、死ね!」と観客たちは憎悪に満ちた罵声を浴びせていたという。
グリーズマンがソシエダのスタジアムで侮辱・罵声の標的にされるのは、もはや恒例だそう。
そのため、ソシエダは「人種差別的、外国人嫌悪的、不寛容なチャントに反対」というメッセージをスタジアムの巨大スクリーンに表示していたとも。