日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、21日に行われたプレミアリーグ第5節マンチェスター・ユナイテッド戦を0-0で引き分けた。
鎌田は3-4-3システムのボランチとして先発するとフル出場。海外メディアは、この日のプレーをこう評価していた。
『90min』
「5点。中盤のピボットとしては迷いが見えたが、前に出ることを許されると改善された」
『We Are Palace』
「6点。鎌田は最近の試合で中盤でさえないにもかかわらず、馴染んでいないように見える役割で起用され続けている」
『Daily Mail』
「6点。前半は中盤でややオーバーランしていたが、オリヴァー・グラスナ―監督は状況を改善するためにハーフタイムで変更を行い、彼は快適さを増した」
『sportsdunia』
「6点。プレッシャーをかわそうとする際に何度もファウルを貰った。ただ、パスは非常に不安定だった」
『GiveMeSport』
「5点。ユナイテッドがボールを支配していたため、ボールに絡むのに苦戦」
『777Score』
「6点。序盤はインパクトを放てなかったが、戦術を変更した後半は改善を見せた」
ボールポゼッションは、ユナイテッドが66%ほどを記録している。
パレスのグラスナー監督は、試合後にこう話していた。
「前半はどの場面も自分たちが望むようなプレーがなかった。ハーフタイムに明確な言葉をかけた。より勇気を持って、背後に走り込み、ダイレクトに相手ゴールに向かうようなマインドセットに変えた。
後半の選手たちは本当にいいプレーをしてくれた。すごくコンパクトだったし、ボールを持つとよりダイレクトにプレーした。
自陣内でフリーキックが10回あったが、常にGKにバックパスしていた。慎重すぎるように見えたし、怖がりすぎに思えた。その考えを変えることができたのはポジティブだったし、後半はもっとやれると示すことができた。前向きではなく後ろ向きに考えるのは、自分たちが望んでいるプレーではない。それを変えることができるという自信を持てた。
選手たちもあんなプレーはしたくなかったが、そうなってしまった。彼らにはこう伝えた。『スポーツでは常に負ける可能性はある。サッカーもだ。だが、自分たちのパーソナリティを失ってほしくない。そうしたら、二度負けることになるからだ。それは試合に負けるよりもずっと痛い。ピッチ上で自分の個性とパーソナリティを見せつけろ』とね。選手たちはそれをやり遂げた」
負けることを恐れずに自分たちのプレーを貫けと選手たちに説いていたようだ。