18日に行われたU-20女子ワールドカップ準決勝でオランダに2-0と勝利し、3大会連続の決勝進出を決めたU-20日本女子代表。

試合は序盤から日本が支配したが、準々決勝から中2日、しかもメデジンからカリへの移動を挟んだこともあってかファイナルサードでの精度を欠いた。

待望の先制点が生まれたのは55分。敵陣深くで土方麻椰が左サイドから右サイドへ展開すると、柏村菜那、松永未夢と渡ったボールを最後は松窪真心。ヤングなでしこの10番が難しい浮き球パスを巧みにボレーで合わせ、待望の先制点を奪う。

83分にも今大会3点目となる貴重な追加点を決めた松窪。

終わってみればシュート本数21:1と圧倒した試合で決定力を発揮した20歳は、試合後のフラッシュインタビューで以下のように語った。

――試合を振り返って。

前半、得点シーン(決定機)があったにもかかわらず、だいぶ焦ってしまって結構苦しい時間が続いたんですけど、いい時間帯に2ゴールを決めることができました。今まであまりゴールという形でチームの勝利に貢献できていなかったので、とても嬉しいです。

――北朝鮮との決勝戦に向けて一言。

アジアカップで2回も負けている相手にはもう絶対に負けられないので、全員で勝ちに行きます。応援よろしくお願いします。

日本と北朝鮮は今年3月のU20女子アジアカップで2度対戦(グループステージと決勝)。いずれも拮抗した内容だったが、結果的には0-1、1-2で両試合ともに日本が敗れた。

松窪自身はグループステージ終了後にチームを離脱したため決勝には出場していないが、やはり北朝鮮戦の敗戦というのは胸に深く刻まれているようだ。

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あれから半年が経ち訪れたリベンジの機会。日本にとって2大会ぶり2度目の優勝をかけた一戦は、日本時間23日(月)6:00からボゴタのエル・カンピンで行われる。

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