2019年のエスパニョール対セルタ・デ・ビーゴの試合前にマスコットの胸を触ったDFウーゴ・マジョが、性的暴行で有罪判決を受けたとのこと。
事件が起こったのは2019年4月24日、エスパニョールの本拠地であったRCDEスタジアムで行われた試合の開始前であった。
セルタのキャプテンを務めていたウーゴ・マジョは、選手入場と整列、そして相手選手との握手を行ったあと、その横にいたマスコット「ペリカ」の胸を触ったそう。
エスパニョールのマスコットはインコを模した「ペリコ」と「ペリカ」。ウーゴ・マジョはペリカの服の中にまで手を入れていたという。
さらに『Antena3』によればウーゴ・マジョは「オスなのか、メスなのか?」「おっぱいはあるのか?それともないのか?」とも話していたとのこと。
その事件のあと、ペリカの中に入っていたアナという女性は即日裁判所に訴えを起こし、ウーゴ・マジョと法的に争うことを決断したという。
裁判でウーゴ・マジョは2019年7月10日から証言をスタートし、「中に女性が入っていることは知らなかった」と一貫していかなる犯罪も否定していたものの、最終的には今回有罪判決を受けることになったそうだ。
ウーゴ・マジョには性的暴行による精神的な損害に対する賠償金として1000ユーロ、さらに1日あたり10ユーロ、そして利息や手続き費用も含めて6000ユーロを支払うよう命令が下されているとのこと。
ただ『AS』によればまだウーゴ・マジョには控訴できる権利が残っており、今後10日以内にその手続きが行われると予想されているそう。
なお、ウーゴ・マジョは2023年にセルタ・デ・ビーゴを退団したあとブラジルのインテルナシオナウへと移籍し、そして今年ギリシャのアリス・テッサロニキへと加入している。