かつてトッテナム・ホットスパーなどでプレーした元フランス代表MFエティエンヌ・キャプーが、なんとバスケットボールプレーヤーに転身して練習を行っているという。
エティエンヌ・キャプーは1988年生まれの36歳。2007年にトゥールーズでプロデビューし、その後トッテナム・ホットスパー、ワトフォード、ビジャレアルでプレーした経験を持っている大型ボランチだ。
2012年から2013年まではフランス代表にも招集されており、ディディエ・デシャン監督就任まもない時期に主力選手として7試合に出場していた。
彼は昨季を最後にビジャレアルとの契約が満了となっており、この夏には新しいクラブを見つけることができなかった。
しかしながら『So Foot』の記事によれば、キャプーは現在バレンシアの近くに本拠地を置くスペイン4部のバスケットボールチーム「ホベンズ・レリアナ」というクラブに所属しているとか。
ライセンスがまだ発行されていないことから公式戦には出場できないものの、すでに1週間以上チームのメンバーとしてトレーニングを続けており、選手としても印象を残しているという。
189cmの身長を生かしてフィジカルを全面に押し出すスタイルはバスケットボールでも健在であるとか…。
キャプーはもともとアメリカのバスケットボールリーグ「NBA」のファンで、子供のころからそこでプレーすることが夢だったとインタビューで語ったこともあった。
まだキャプー自身はサッカーを辞めたわけではなく新しいクラブを探している状態だというが、あるいはバスケットボールのプレーヤーとしてコートに出る日も来るかもしれない。