5日に行われた中国とのW杯アジア最終予選に7-0で勝利した日本代表。
今回は、パリ五輪メンバーだった大型CB高井幸大(9月4日で20歳になった)と22歳の大型SBである望月ヘンリー海輝(ひろき)が初招集された。
日本歴代3位となる126試合に出場した元キャプテンの吉田麻也は、Tokyo FMの『吉田麻也の切り替えて行こう!』で期待の大型DF2人についてこう話していた。
「22歳の望月ヘンリー海輝選手はナイジェリア人の父を持ち、191cmの長身右サイドバック。
高井幸大選手は9月4日に20歳になったばかりということらしいです、おめでとうございます!パリ五輪U-23でブレイクした192cmながら高い技術を持つ新世代のセンターバックということで。
2人とも僕と同じDFということなんですけど、2人の印象…そうだなぁ。
望月選手は、Jリーグの試合を少しだけ見たことあるんですけど、右サイドを爆速で駆け上がっているイメージ。だから、前への推進力はあるし、予選でフル出場することはないと思いますけど、ピンポイントで自分の良さを出す機会が訪れるんじゃないかなと思います。
課題である守備なんかが、代表に行くことによって、『全然違うんだな。このレベルの選手たちとやっていくためには、もっともっとレベルアップしなければいけないな』と今回の合宿で感じることができるんじゃないかなと思います。
高井選手は五輪で素晴らしかったですね。19歳で五輪ということは、4年ごとのカテゴリーの一番下の年なので、僕が初めて北京五輪に行った時と同じなんですけど。
僕は滑り込みでギリギリに入って、そのまま全く貢献もできずに終わったタイプなんですけど。高井選手は非常に貢献していた、その時点で素晴らしいなと思うし。
ただ、若いゆえの荒さも逆に可能性を感じるなぁと期待をさらに強めてしまうっていうのもあって、今後の活躍が楽しみな2人ですけども」
高井は川崎フロンターレ、望月は町田ゼルビアに所属している。
同じように189cmと長身を誇る吉田は、2人に高いポテンシャルを感じているようだ。