5日に行われたワールドカップ2026アジア最終予選の第1節、日本代表対中国代表の試合は7-0という結果で終了した。
前半のうちに遠藤航と三笘薫がゴールを決めて日本がリードすると、さらに後半は南野拓実が2得点、そして伊東純也、前田大然、久保建英がネットを揺らした。
この試合のあと、かつて中国の強豪として鳴らした広州恒大でプレーしたブラジル人FWムリキがSNSを更新し、以下のように振り返っていた。
「サッカー中国代表チームが日本代表に0-7で負けたというニュースを今見たところだ。
中国がサッカー大国になるまでにはまだまだ遠いことを示したこの結果には大いにショックを受けた。
帰化した外国人選手に頼るだけでは問題は解決することはなく、各クラブのユースチームで取り組みを進めていく必要がある。
人口が15億人もいる国において、どうして自国の代表チームに優秀な選手を30人も輩出できないのか、理解することができない。一体何が問題なのだろうか?」
2016年にはFC東京にも所属したことで知られるムリキ。広州恒大ではAFCチャンピオンズリーグでも圧倒的な力を見せ、2013年にはアジアの頂点にも立った名アタッカーである。
中国のサッカーがもっとも盛り上がっていた時代を彩ったタレントの一人から見れば、代表チームの成長が見られないことに不満を感じざるを得ないようだ。