14日夜に行われたUEFAスーパーカップ。前年度のチャンピオンズリーグ王者とヨーロッパリーグ王者が戦う、新たなシーズンの始まりを示す特別なワンマッチイベントだ。

今回はチャンピオンズリーグ王者のレアル・マドリーとヨーロッパリーグ王者のアタランタが、ポーランドにあるスタディオン・ナロドヴィ(ワルシャワ国立競技場)で対戦した。

何と言っても注目されたのは今季念願かなってPSGからレアル・マドリーへの移籍を実現させたフランス代表FWキリアン・エムバペ。この試合でいきなりヴィニシウス・ジュニオール&ロドリゴとの3トップで先発出場することになり、キックオフを待つメディアとファンを賑わせた。

試合は日本時間午前4時にキックオフされ、前半はお互いに譲らず0-0のスコアレスで終了。拮抗した状況でハーフタイムを迎える。

しかし後半14分にヴィニシウス・ジュニオールのお膳立てからフェデリコ・バルベルデがレアル・マドリーに先制点をもたらし、試合が動いた。

そして後半23分にはジュード・ベリンガムが左から中央へ送ったパスをエムバペがシュート。これがゴール右上に突き刺さり、レアル・マドリーがリードを広げることになった。

イブラもエムバペもいない。「合計の移籍金が最も高い5名の高額スター選手」

試合はこのまま2-0で終了し、レアル・マドリーがアタランタを撃破。シーズンのスタートを白星で飾っている。

加入間もないエムバペは決して100%のパフォーマンスとは言い難いものであったが、ダイナミックなスピードを前線で見せ、昨季レアル・マドリーに欠けていたセンターフォワードを加えたとメディアで評価されている。

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