バルセロナに所属しているスペイン代表FWラミン・ヤマルの父親ムニール・ナスラウィ氏が、街の駐車場で暴漢に刺されてしまったという。

『La Vanguardia』によれば、ムニール・ナスラウィ氏が事件に遭遇したのは14日の夜9時から10時ごろであるとのこと。

自宅があるマタロのロカフォンダ地区の駐車場でムニール・ナスラウィ氏は暴漢に襲撃され、刃物で複数回刺されてしまったという。

当初の状況は重篤なもので、近隣のマタロ病院よりも大きいバダロナのカン・ルティ病院へと搬送されたそう。ただその後の検査で命に別状はないことが明らかになり、容態は安定しているとのこと。

記事によれば、当日の午後にナスラウィ氏が犬の散歩中に建物のバルコニーから水をかけられるという事件があり、それから大きな喧嘩が発生していたという。

その地域の住民とナスラウィ氏のグループの間で対立があったが、地元の警察が介入したことでその際はエスカレートは避けられたとのこと。

ところが夜になってこのような事件があったとのことで、その関連が調べられている状況だという。

警察は事件当日の午後10時半には容疑者と考えられる3人を殺人未遂の容疑で身柄を拘束して調査を進めており、今後さらに逮捕される者が増える可能性もあるそうだ。

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なお、ラミン・ヤマルは今週土曜日のバレンシア戦に向けて準備を進めていたものの、この家族の問題を優先して出場が回避される可能性もあるという。

ヤマルは事件の報告を受けて以来病院と頻繁に連絡を取っており、父親ナスラウィの状態を逐一確認しているとのこと。

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