2023年に現役を引退した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ。
イスラム教徒のボスニア人の父と、カトリックのクロアチア人の母を持ち、両親はともにスウェーデンへの移民でもある。
そうしたなか、イブラヒモヴィッチは、『The Athletic』のインタビューでこう話していた。
「(あなたはカトリック教徒とイスラム教徒の息子ですが、信心深いのですか?)
いや、俺が信じているのはリスペクトだ。だから、『神だけが俺を裁ける』なら、それは誰のことになるか。(批評家)ではない。(自分自身)だ。
完璧な例を教えよう。俺の兄弟は白血病で亡くなった。彼を助けてくれる神はどこにいたんだ?毎日、神に感謝して祈った。だが、いま神はどこにいる?俺の世界では神は自分自身だ。それが俺の信念であり、考え方だ。
(背中には仏教のマントラなど多くのタトゥーがありますが、なぜ?背中だと見えないから?)
いいね。なぜなら、ずっと見ていると飽きるからさ。これなら絶対に見飽きない」
兄弟を白血病で亡くした経験があり、神ではなく自分を信じるようになったようだ。
そんな彼は体中にタトゥーを彫っている。
背中にあるものは見飽きることがないとも話していたそう。