今夏にセリエAのパルマに移籍した日本代表GK鈴木彩艶。リーグ開幕を前にプレシーズンマッチで出場を続けている。

そうしたなか、『Parmalive』は、鈴木のパフォーマンスについてこう伝えていた。

「鈴木はパルマの選手として数試合に出場してきたが、ゴールキーパーとしての資質について語れることはまだほとんどなく、得られた結論は片手で数えられるほどだ。

本能的反応、大胆な飛び出し、極めてシンプルながら効果的なキャッチング。背筋が凍るようなアタランタ戦の1回を除けば、常に効果的だった。

しかし、際立っているのは、後方からのビルドアップ、最初のプレーメーカーとして、足でボールを扱うシンプルさだ。相手チームのプレッシャーが強まっても、力強く正確なキックを放つことができる。

アタランタ戦ではチームメイトの頭上を越える約70メートルのロングキックが何度かあったが、タイミングよく相手GKの前に届くこともあった。

これはパルマが今シーズンに活用できる武器だ。相手チームはプレッシングの際に細心の注意を払わなければいけない。(相手)チーム全体が前進すれば、鈴木が簡単にボールを到達できるスペースが奥に開く。一方、守備側が攻撃の場面でプレッシングをサポートしなければ、中盤にスペースが生まれる」

彩艶のロングフィードは相手にとって厄介であり、パルマにとっては武器になると注目しているようだ。

足元がうますぎる現代最強のGK5名

パルマは17日のセリエA開幕戦でフィオレンティーナと対戦。そのフィオレンティーナには元スペイン代表GKダビド・デヘアが電撃加入している。

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