ポルトガル代表DFペペ(41)が8日、現役引退を発表した。

かつて世界有数のセンターバックだった男がついにユニフォームを脱ぐ。

ペペは1983年2月にブラジルで生を受け、18歳でポルトガルへ。2002年から始まったプロキャリアの全てをヨーロッパで過ごした。

2017年まで10年間在籍したレアル・マドリーでは世界的な名声を獲得。ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグをそれぞれ3度制覇した。

レアルに加入した2007年夏には帰化が認められてポルトガル代表入り。その後EUROに5度、ワールドカップに4度出場し、通算141試合8得点を記録した。

2016年には同国のEURO初制覇に大きく貢献。今夏ドイツで開催されたEURO2024のメンバーにも選ばれ、41歳のペペと39歳のクリスティアーノ・ロナウドが共にピッチで戦う姿が話題となった。

レアルを退団した後、トルコのベシクタシュを経て2019年1月から古巣のポルトでプレーしていたが、今夏契約満了となった後は無所属となっていた。

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ペペは自身のSNSに「ありがとう」とだけ綴り、新たに開設したYouTubeチャンネルで「僕を日々成長させ、競争させてくれたチームメイトやコーチたちに感謝したい」と別れの言葉を述べていた。

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