7月29日から8月2日にかけて開催された日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)。

決勝では、日テレ・東京ヴェルディメニーナ(※ベレーザの下部組織)が延長戦の末にJFAアカデミー福島を1-0で破り、大会連覇を飾った。

決勝点が生まれたのは延長前半3分。日テレ・東京ヴェルディメニーナの10番、眞城美春が相手GKのキックをカットすると…(動画1時間44分24秒から)

なんとその場から素早くロングシュート!これがGKの頭を越えて見事ゴールネットを揺らした。

準決勝の三菱重工浦和レッズレディースユース戦(2-0)でも貴重な追加点を奪っていた眞城は、2007年2月5日生まれの17歳。2月5日と言えば、クリスティアーノ・ロナウドやネイマールの誕生日としても知られる日だ。

眞城はこの世代のトップ選手で、U-17日本女子代表として出場した今年のU17女子アジアカップでは、14番を背にMFながら4ゴールを記録。チームは決勝で北朝鮮に敗れ準優勝に終わったものの、大会MVPを受賞している。

類まれなテクニックと高い判断力から、メニーナの先輩であるなでしこジャパンMF長谷川唯にもたとえられる17歳。今大会でもその能力を遺憾なく発揮し、チームを2年連続の頂点へと導いてみせた。

今後もクラブでの活躍とともに、2022年の前回大会は飛び級で出場したU-17女子ワールドカップ(※今年10月からドミニカ共和国で開催)でも眞城美春のプレーに注目したい。

「2月5日」が誕生日の偉大なるサッカー選手10名

なお、同時期に行われていた男子のクラブユース選手権(U-18)は、ガンバ大阪ユースが川崎フロンターレU-18との3-2の死闘を制してこちらも大会連覇を達成している。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名