Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。
ユベントスの前線に彗星のごとく現れたケナン・ユルディズ、EUROデビュー戦で衝撃のゴラッソを叩き込んだアルダ・ギュレル。
ヨーロッパとアジアへの玄関口トルコから、将来のバロンドール候補生2人が台頭した。
今回は、そんな彼らに続くかもしれない、トルコのニューカマー3人を紹介していく。
ジャン・ウズン
生年月日:2005年11月11日
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
ネクスト・ブレイクとして期待が集まるのが、ドルトムントやブライトンとの争奪戦を制し、今夏フランクフルト加入が決まったジャン・ウズンだ。
ブンデスリーガ2部ニュルンベルクで奥抜侃志、林大地とチームメイトだったウズンは、2節ハノーファー戦の2得点で勢いに乗ると、そのままスタメンに定着。最終的にはリーグ戦16ゴールを挙げて一気に評価を高めた。
ハヴァーツを彷彿させる繊細なボールタッチは、すでに1部でも通用するレベルにあり、堅守が売りのフランクフルトに新風を吹かせる可能性は十分にある。
セミフ・クルチソイ
生年月日:2005年8月15日
所属クラブ:ベシクタシュ(トルコ)
トルコ国内では、名門ベシクタシュで台頭し、EUROメンバーにも選出されたセミフ・クルチソイを推したい。
ユルディズ、ギュレルと同じ2005年生まれのクルチソイは、昨冬頃から出番を増やすと、4戦連発を含む11ゴールを挙げて、一気に市場の人気銘柄となった。
かつて代表エースとして活躍したクラブのOBニハト・カフヴェジのように、どこからでも点を取れる強みを活かして、1つ上のステージを目指したい。
アフメジャン・カプラン
生年月日:2005年11月11日
所属クラブ:アヤックス(オランダ)
ディフェンダーからは、オランダの名門アヤックスで鍛錬を積むアフメジャン・カプランに注目したい。
昨季ブレイクしたヨエル・ハトのバックアッパーに甘んじているものの、12試合出場と着実に出番を増やしており、今シーズンはレギュラー入りも視野に入る。
現在のトルコの最終ラインは、メリフ・デミラル、オザン・カバクらが健在で陣容は充実しているものの、左足の正確なフィード力は、彼らにはない大きな武器になるはずだ。
ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。
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