Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。

8月1日生まれのサッカーファンの皆さん、お誕生日おめでとうございます!

この日は、水循環基本法で定められた「水の日」であり、8と1の語呂合わせから「ハイビスカスの日」「麻雀の日」「エイの日」とのこと。

今回は、そんな8月1日に生まれた3人の偉大なフットボーラーを紹介します。

ドメニコ・ベラルディ

生年月日:1994年8月1日
代表チーム:イタリア
所属クラブ:サッスオーロ

プロビンチャの優等生サッスオーロが生んだ最高傑作。クラブ通算142ゴールは、2位に大差をつける歴代断トツのトップだ。

ベラルディをスターダムへと押し上げたのは、セリエA初昇格を果たした2013/14シーズン。強豪ミランを相手に2点ビハインドから、4ゴールを叩き込む圧巻のパフォーマンスを披露し、国内外にその名を知らしめた。

その後もコンスタントに活躍を続け、2021年にはイタリア代表の欧州制覇に貢献。毎年のようにビッグクラブ行きが噂されながらもサッスオーロに留まり、現代サッカーではなかなかお目にかかれなくなった"バンディエラ"の道をひた走る。

バスティアン・シュバインシュタイガー

生年月日:1984年8月1日

代表チーム:ドイツ
所属クラブ:バイエルン、マンチェスター・ユナイテッドなど

ブンデスリーガ優勝8回、ドイツ勢初のトレブル(三冠)、2014のワールドカップ優勝と生涯で獲得したタイトルは数知れず、スター揃いのドイツサッカー界のなかでも、歴代屈指の万能型MFとして挙げられるレジェンドだ。

バイエルン下部組織出身で、若手時代はサイドハーフをメインにプレーしていたが、ファン・ハール監督によって中盤センターへコンバートされたのをきっかけに持ち前の万能性が一気に開花。

無尽蔵のスタミナ、高い戦術眼とゲームメイクの能力、戦術を無効化する強烈な中距離砲、まさに中盤の支配者の名に相応しい名手だった。

ヌワンコ・カヌ

生年月日:1976年8月1日

代表チーム:ナイジェリア
所属クラブ:アーセナル、ポーツマスなど

"スーパーイーグルス(ナイジェリア代表の愛称)"の黄金時代を象徴する存在だったのがヌワンコ・カヌだ。

アヤックスで欧州制覇を経験すると、主将として出場した1996年のアトランタ五輪では、マイアミの奇跡を起こした日本代表をはじめ、難敵を次々と打ち破り金メダルを獲得。この年のアフリカ年間最優秀選手に選出された。

決してゴールを量産するタイプではなく、心臓弁膜症を発症して選手生命が危ぶまれた時期もあったが、197cmの長身とリーチを活かしたボールキープ、意外性のあるプレーで観客を沸かせたスターだった。

ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。 
過去・現在・未来問わず、幅広い世代の選手情報や企画をブログやQoly、YouTubeなどで発信中。
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