なでしこジャパンは28日に行われたブラジルとのパリ五輪第2戦に2-1で勝利した。

田中美南のPK失敗があった後に先制されると、敗戦濃厚となった後半アディショナルタイムに熊谷紗希のPKで同点に追いつくと、19歳谷川萌々子が驚きのロングシュートを叩き込み、劇的な逆転勝ちを収めた。

2回目のPKは谷川のドリブルをブラジル選手が手で止めたという判定。

『Globo』によれば、ブラジルのアルトゥール・エリアス監督は、PK判定への不満を口にしていたという。

「審判のPKをめぐるミスが試合に影響を与えた。明らかに試合に影響を与えた。

だが、試合の要求に従ってプレーを続けなければいけない。我々はそれを分かっていなかった。

今日は違った試合になったかもしれない。最後の時間帯を除けば、パフォーマンスはよかった」

手でボールを止めたのではなく、スライディングで倒れ込んだ腕にボールが当たったと主張していたとのこと。

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なお、グループCのもう1試合はスペインがナイジェリアを1-0で下している。2試合を終えて、スペインが勝点6、日本とブラジルが勝点3、ナイジェリアが勝点0。日本はグループステージ突破をかけて、31日にナイジェリアとの最終節を戦う。

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