パリ五輪でドローンによるスパイ疑惑に揺れているカナダ女子サッカー代表。

27日、FIFAはカナダ女子代表から勝点6を剥奪するとともに、監督やコーチ陣に1年間の停職処分を下した。

FIFAは「いかなるトレーニング施設上空でもドローンを飛行させることを禁止しているにもかかわらず、その遵守を確認しなかったことでFIFA規則に違反した」などとして、カナダサッカー協会に罰金22.6万ドル(約3,474万円)も科している。

ただ、カナダオリンピック委員会は、FIFAから処分に対して控訴を検討しているとの声明を発表した。

「今回の件に何も関与していないカナダ女子サッカー五輪代表チームの選手たちには大変申し訳なく思う。選手たちを支援するためにカナダサッカー(協会)とともに、このオリンピック大会での6点減点に関する不服申し立ての権利を模索している」

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また、カナダサッカー協会も「カナダサッカーは、FIFA規律委員会の決定が選手たちに与えた影響に失望している。倫理に反する行為に関与していない女子代表チームの選手たちに対する過剰な懲罰であるとして、不服申し立ての選択肢を模索している」との声明を出している。

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