ついに開幕したパリオリンピック。
女子サッカーは開幕直前に起きたカナダ代表のスパイ騒動に揺れている。
カナダ女子代表のチームスタッフが開幕戦で対戦するニュージーランドの練習をドローンで撮影していたとして現地警察に拘束された。ニュージーランドはIOCに抗議を申し入れ、カナダ側は謝罪している。
カナダ女子代表は東京五輪で金メダルを獲得しているが、『BBC』などによれば、それにも影響が及ぶ可能性があるという。
今回のドローン事件を受けてカナダ女子代表監督は解任されたが、カナダオリンピック委員会の責任者は、指揮官が事前に知っていた可能性が非常に高いと述べた。
また、カナダの地元メディアは、男子も含めたカナダ代表チームがドローンを長年に渡って利用してきたと報じている(カナダ男子前監督は否定)。
カナダオリンピック委員会の責任者は「東京五輪でのパフォーマンスを汚すかもしれない情報があるようだ。五輪史上最も好きな瞬間の1つに疑問を投げかける何かがあるかもしれないと考えると、気分が悪くなる。カナダサッカーは東京を含めたすべてを徹底的に調査して、真相を究明する」とも述べたとのこと。