三笘薫が所属するイングランドのブライトンが日本ツアーで来日しており、24日には国立競技場で鹿島アントラーズと親善試合を行った。

試合は5-1でブライトンの圧勝。前半は1失点で乗り切った鹿島だったが、後半立て続けにゴールを奪われ大敗を喫した。

先発出場した鹿島FW鈴木優磨にとっては忘れられない試合になったようだ。公式サイトには試合後のコメントが掲載されている。

「久しぶりに、しっかりと相手の圧を感じた試合だった。難しかった。ビルドアップのところは、相当、約束事がある中でプレーしているなと感じた。

レアル・マドリードと以前やった時の衝撃を今でも覚えているが、今日、ブライトンと戦ってみて、世界のフットボールはとんでもないスピードで成長しているなと感じた。非常に差を感じている。衝撃の連続だった。

ボールを取れないし、相手GKにボールを蹴らせたと思ったらそれがパスとして通ってしまう。一人ひとりのボールの質など、レベルの違いを感じた。

(ゴールを決めた)誉はアントラーズを背負って立つ存在になると思っている。僕と誉が2トップを組むという形も見せていければいいと思う。10代のなかでも非常にすごい能力を持った選手。彼を活かしつつ、僕も活きていけばいいと思う。その中で、今日、アシストができて良かったと思っている。

この試合の感覚は忘れてはいけない。一人ひとりが感じたことを話していきながら、さらにチームとしていい方向へといけるようにやっていく」

鈴木はかつてベルギーのシント=トロイデンでプレーし、1シーズンで17得点を記録した経験もある。そんな彼にとってもブライトンは「衝撃の連続」であり、結果はかなりショッキングなものになったようだ。

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唯一ゴールを決めた徳田誉は、17歳の高校3年生。徳田は「技術はもちろん、プレーの質や判断、スピードが違うものがあった。その差はすごく感じた」と話した一方、「トレーニングから優磨君のプレーや動き方をよく見ている。今日の(ゴールシーンの)ワンタッチでのパスは、普段から狙っている形。そこに自分が走り込んでいくという信頼関係ができていけば、もっとボールを受けられると思うし、ゴールも取れてくると思う」と前を向いていた。

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