イングランドはスペインとのEURO決勝に1-2で惜敗し、欧州制覇を逃した。史上初の2大会連続決勝敗退となり、またもEURO優勝に一歩届かず。

キャプテンであるFWハリー・ケインは後半16分にオリー・ワトキンスとの交代でベンチに下がった。

試合後、ギャレス・サウスゲイト監督は、ケインを交代させた理由をこう説明していた。

「彼はフィジカル的に厳しい状況だった。彼は試合勘がなく今大会に臨み、期待していたレベルに達していなかった。

試合では非常に多くのものが要求される。オリーのフレッシュさでよりプレッシングができると考えた。交代選手たちは要求したことをやってくれた」

オランダとの準決勝ではケインに代わって投入されたワトキンスが決勝ゴールを決めていた。

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ケインは前回大会と今大会の決勝で計181分プレーしたが、シュートは1本だけ、相手ペナルティエリア内でのボールタッチも1回だけ。

そのケインは「今の僕らがどんな気持ちなのか、言葉にするのは難しい。タフな試合だった。チャンスを掴まなければいけないが、またそれができなかった。ものすごく辛いし、長い時間苦しむだろう。ギャレスは時間をかけて決断するだろう。彼にためにも優勝したかった」と話していた。

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