先日、発表されたU-23日本代表のパリオリンピックメンバー。今回はオーバーエイジ枠の選手を招集しなかったことが話題になった。
そうしたなか、3度の五輪出場経験を持つ吉田麻也は、Tokyo FMの『吉田麻也の切り替えて行こう!』でこう話していた。
「いよいよメンバーが決まりましたね。いつだってメンバー発表はドキドキしますよね、本田圭佑選手もドキドキしてたらしいですけど。
オーバーエイジと噂されていたA代表の主力選手たちも結果的には招集されずに、23歳以下の選手だけで臨むことになったんですけども。
正直、個人的なことを言うと、僕は一番いい形だったんじゃないかなと思います。
18人しかいない枠のなかで、オーバーエイジで3人をとるなら、どこを目指すかが非常に大事になってくるので。オリンピックでメダルを獲るなら、オーバーエイジは絶対に必要だと思います。
しかし、本当に監督や協会が望む選手が招集できないのであるならば、23歳以下の選手にチャンスを与えてあげるほうが、彼らにとっては将来的にプラスになるんじゃないかなと思うし。全力でぶつかっていって欲しいなと思います」
日本代表のキャプテンであるリヴァプールMF遠藤航もパリ五輪に前向きな発言をしていたが、招集されず。五輪の場合はクラブに派遣義務がないため、クラブ側が断った可能性がある。
なお、吉田は2008年北京、2012年ロンドン、2021年東京と3度五輪に出場(北京以外はOA枠)。「23歳以下でフル代表で活躍している選手がいる国もあるので、、日本はそこらへんがまだまだ遅れている」、「北京で僕らはボコボコにやられて、そこからナニクソ根性で叩き上げてきた選手も多い」、「五輪メンバーに入ったからA代表に行ける保証はないので、ここからまた戦いが続く」とも話していた(本田や香川真司らと出場した北京大会は3戦全敗)。